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第65回京成杯オータムハンデ ハルサカエに秘められた暗号

第65回京成杯オータムハンデ

ハルサカエに秘められた暗号とは

◉前回は冒頭に『ホールド』について説明しました。今回は『スライド』の法則について説明します。

スライドとは、トップの指令にセカンド・サードが応答して、右へもしくは左へ移動して、ラスボスを決定する・というものです。

■言葉だけではわかりにくいので、実際の例で説明しましょう。

◎9月12日に施行された紫苑ステークスを例にとります。

トップチャートの紫苑S、10番にマルターズディオサが、セカンド(10R)にはマルカテノールが、そしてサード(12R)の10番にはモリトユウブが配されています。

マルターズマルカモリトも馬名の先頭部分に位置する冠名(上冠名)で、《右(内)へ移動》という意味の暗号を持っています。すなわち、トップのマルターズは下位チャートのマルカとモリトに『右に行きなさい』という指令を発し、マルカとモリトはそれに応えて2頭分右に移動するということになります。それに対して4番を見てみると、トップには上冠名の『ホウオウ』エミーズ、セカンドには同じ上冠名の『ペイシャ』ドリームがいますが、サードのメールデゾレは『荒れる海』という名の馬名であり、馬名の前半には『右へ』という意味をもつエレメンツを持っていません。従って、4番は【スライド】要素を持っていないことになります。

◎これを図示すると、次のようになります。

◎ご覧のように、マルターズに応答するマルカ,モリトのほかに、ディオサ(女神)に応答するテノールも含めて、3頭分右へ移動する結果となり、7番の柱がラスボスとなります。

 

◎スライドのもう一つの実例が9月13日の第34回セントゥルステークスにあります。

16番はトップにダノンスマッシュ,セカンドにスズカフューラー,サードにラムセスバローズという配置です。

◇ダノンは上冠名で、スズカも上冠名ですが、サードのラムセスは上冠名でもなく、また《右へ》という意味も持っていません。

◇馬名の後半部を見れば、スマッシュ(打つ)はスポーツ用語で左(外)へという意味を持ち、フューラーは《総統・統領》=王者・支配者で左へという意味を持つエレメンツであり、バローズは馬名の後半につく『下冠名』で上冠名と反対のベクトル・すなわち←1の性質を持っています。

これを表にすると

○ご覧のようにダノンの指令に応答するのははスズカだけで、ラムセスは応答しません。

○それに対してスマッシュの指令にはフューラーもバローズも応答しているので、スライドが成立し、結果として2頭分左(前)に移動して、18番の柱がラスボスということになるのです。

 

◎スライドの説明、納得いただけたでしょうか?

ついでに左右それぞれの移動という暗号を持つ馬名のエレメンツ群を大雑把に表にしておきます。

◎以上は私が把握しているものにすぎません。ほかにも存在するかもしれませんので注意が必要です。

★レアなケースとしては、8月30日に施行された第40回新潟2歳ステークスの例があります。

8枠10番のブルーバード:セカンド(10R)にはアビーム:サード(12R)にはヒカリトップメモリという配置です。ブルーバードを日産の乗用車、ヒカリを東海道新幹線と解釈すれば、アビームとは(最もヨットのスピードが出る状態)で、スポーツ用語と判断できます。

※だからといって、乗用車の名はすべて《前進》の意味だと考えてしまうと、毎年新たな車名が世界中で発表されるわけなので、収拾がつきません。まして、マニアックすぎます。

◎ここは伝統的でみんなが知っている車名である《ブルーバード》《ヒカリ》であったからこそ成立したスライドであるのだろうと考えています。

◉さて、《スライド》の説明はこれくらいにして、第65回京成杯AHの解読を試みましょう。

◆16頭立ての65番目は1番なので、起点Aは1番,起点Bは裏の16番になります、

◆一方“秋競馬の開幕を告げる高速マイル決戦”は17文字なので、起点Xは1番で、起点Yは裏の16番です。

すると、1番が起点AX,16番が起点BYということになり、起点は二つしかありません。

さらに『下位チャート』はともに15頭立てなので、結果的に起点AXも、起点BYも同じ組み合わせ ハルサカエ:コスモリモーネということになります。

◉ハルサカエという馬名に暗号が隠されています。

ハルサカエは春栄えなのだ と解釈しては、暗号は解読できません。ハルサ「カエ」=替えと解釈することによって、このレースの起点は替わる(替え)のだと考えることができます。

■そもそも、ハルサカエ:コスモリモーネにはお仲間が見当たりません。

そこで、この1セットがどこを指しているのかを考えてみます。

◎起点AXは3番に移動しました。

アスタースウィングに【カツ語群】である『ウィン』があります。お仲間はすぐお隣りの4番です。よく見るとセイウンリリシー(水野貴広)が起点のエレメンツを独占しています。水野貴広が3つ並んでいるので、④⇒③⇒②まで滑ります。

上のように、ボンセルヴィーソの2番の柱のエレメンツを全て引き受けているのが8番のシゲルピンクダイヤです。

マリノディアナに【KHエニグマ】発動キーの『ディア』があるので、8番を起点に【KHエニグマ】を探ります。

シゲルピンクダイヤの8番にキス&ハグされているのは7番です。

◉AXの答えは7番または裏の10番です。10番のトロワゼトワルが1着でした。

 

◆起点BYもハルサカエ:コスモリモーネの組み合わせです。

【ボイーンの原則】を適用すれば、マイ=メイであり、カエ=ケー=ケイであるからです。

 

◆起点BYは15番に移動しました。ベアクアウフを、これも【ボイーンの原則】によりベアカアウフと読み替えれば、【カツ語群】のカーを隠し持っていることが分かります。

カツ語群+アイアムハヤスギルを探しますと、すぐお隣りの14番にあることが分かります。しかもクロスの状態です。

○クロスのお仲間である14番。スライドもホールドもありません。

ここで、JRAホームページの《馬名意味》を調べると、アストラとは矢であることが分かります。

◇矢は、空を飛びます。

◇ウイングは『翼』ですから、《空》つながりのアストラウイングの協働作業によって、裏の3番にワープします。ラスボスが変性したスーパーボス。それが3番です。

スーパーボスになってしまうと、【愛のエニグマ】【KHエニグマ】【重合エニグマ】【クロスエニグマ】は発動せず、唯一発動するのは【アル・エニグマ】です。

ここでは、《アルーシャ》,《アスター(冠名)》スウィングが発動のキーになっており、『一見最終解答に見える場所=一次回答』の隣・または裏に《アルーシャ》《アスタースウィング》のエレメンツを探せばいいわけです。

 

まずは一次回答を探しましょう。

3番アルーシャの隣に、それはあります。

そして、そのお隣り1番に、《アルーシャ》に対応するルフロシュトロームがあります。ルー⇒ルウ⇒ルフですからね。

1番ルフトシュトロームまたは16番スマイルカナが最終解答(馬券対象馬)です。スマイルカナが2着に入線しました。

 

しかし、これだけではありません。もうひとつ一次回答があるのです。

◎アルーシャ=ハルサカエはお分かりですよね?

◎ヴォイスオブジョイはルフトシュトローム(ローム⇒ロオム⇒ロオフ)と響きあっています。

一次回答の1番の隣、2番にはボンセルヴィーソがいて、《アスタースウィング》に応答します。

もうひとつの最終解答は、2番ボンセルヴィーソか2番メイケイダイハードです。

ボンセルヴィーソが3着でした。

 

※毎回毎回、新しい難問を繰り出してくるJRA頭脳集団(JRAという組織が、そんなものの存在を認めるとも思えませんが)。

《ハルサカエ》が起点移動の暗号であるとは、なかなかに見破りにくいですね。

我が【原 蜜太】の競馬暗号解読法・競馬必勝法というには、あまりに難解です。

まさに【脳トレ講座】にとどめておいたほうが無難と言えるでしょう。それだけでも、我ながら十分にスリリングではあると思っていますが。